バイキュービック補間はバイリニア補間より性能が低い

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バイキュービック補間はバイリニア補間より性能が低い

入力画像:以下のサイズ100×100の画像
input.bmp

出力画像:バイリニア補間した800×800の画像
bilinear.bmp

出力画像:バイキュービック補間した800×800の画像
bicubic.bmp

バイキュービック補間は,人間が見たときにきれいに見える処理がおこなわれる.つまり,バイキュービック補間にはエッジ強調の効果がある.そのため,エッジ付近の明るさが正しくない.科学技術計算・学術研究では,バイキュービック補間を使わず,バイリニア補間を使うべきである.


バイリニア補間はニアレストネイバーより性能が低い

領域分割(セグメンテーション)結果を表す画像があるとする.各画素に領域ラベルとして離散的な整数値が格納されている.これを拡大・縮小したい.当然ながら,バイリニア補間やバイキュービック補間で正しい結果にならない.この場合,ニアレストネイバーを補間アルゴリズムとして使う.


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